海外市場での製品投入は、規制・規格の変化をいかに早く捉え、設計・文書・申請に落とし込めるかで結果が変わります。本記事では、直近の規制/制度変更のポイントを製造者様視点で整理します。
何が変わる?(要点)
- 中国の強制エネルギー効率ラベリング制度が拡大し、フラットTV/モニタ/プリンタ/プロジェクタ/ノートPCなどITE機器が対象に。
- 新たにタワー/ラックサーバも対象範囲に追加。
- 標準・移行措置が製品群ごとに設定(例:GB 43630-2023は2025年12月1日発効、旧出荷分は一定期間猶予)。
影響が大きいポイント
- 中国向けの梱包・ラベル設計(表示内容、貼付タイミング、在庫品の扱い)
- 省エネ等級/効率値を裏付ける試験・技術文書(規格適合、試験報告書)
- 輸入・出荷日を基準にした移行期限の管理(「製造/輸入日」による猶予規定に注意)
メーカーが今すぐやるべきこと
- 対象製品(ITE/サーバ等)の中国向けSKUを洗い出し、適用規格と発効日・猶予を一覧化する。
- ラベル運用(貼付場所、印刷物、外装梱包、倉庫オペレーション)を事前に設計する。
- 製品更新サイクル(筐体/電源/表示パネル変更等)と省エネ試験の再実施要否を突合する。
Nemko Japanでは、各国の規制動向についてサポートします。ご相談はNemko Japan japan@nemko.com までお気軽にお声がけください。