アルゼンチン国家通信機関(ENACOM)は、通信機器の登録に関わる新RAMATEL制度の施行を、2026年9月1日から12月1日に延期しました。アルゼンチン向け通信機器の申請を進めている企業は、申請計画と制度移行への対応を見直す必要があります。
旧制度による登録は11月30日まで
2026年8月28日公表の決議843/2026は、決議57/2026で定められた施行日を変更しています。新たな通信活動・通信機器登録制度(RAMATEL)の規則は2026年12月1日に施行され、それまでの登録手続きは決議729/80および関連規定に基づいて進められます。
旧制度に関する規定の廃止時期も、2026年12月1日に延期されました。延期の理由は、制度導入に必要な準備を完了し、円滑な移行を確保するためです。
移行期の登録には3年間の有効期間
決議843/2026は、施行まで旧制度に従って処理される登録について、有効期間を3年間と定めています。期間満了後は、新RAMATEL規則に適合させる必要があり、対応しない場合は登録が自動的に抹消されると規定されています。
この3年間は、新制度施行日からすべての登録に一律に与えられる猶予期間と読むべきではありません。自社の登録日と有効期限を確認し、移行対応の時期を管理することが必要です。
延期期間を申請と移行準備に活用
申請中または申請予定の製品については、現行制度での手続きの見通しと、新制度の下で必要となる対応を現地の担当窓口に確認してください。11月30日までに申請を提出すれば必ず旧制度で登録されるとは限らないため、審査・登録に要する期間を含めた計画が必要です。
製品情報、試験資料、登録名義、現行登録の期限を整理しておくと、制度変更による影響を確認しやすくなります。アルゼンチンおよび中南米向けの認証に関するご相談は、Nemko Japanの担当窓口へお問い合わせください。japan@nemko.com