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インドBIS、IS/IEC 62368-1:2023への移行に関するガイドラインを公表

作成者: Nemko|Mar 13, 2026

2026年3月9日、インド電子情報技術省(MeitY)およびインド規格局(BIS)は、強制登録制度(CRS)における IS/IEC 62368-1:2023 への移行に関する2件のガイドラインを公表しました。

参照:   Draft Guidelines for Implementation of 62368-1 2023 

今回の更新では、従来の安全規格である IS 13252 (Part 1):2010 および IS 616:2017 が、音響・映像機器、IT機器、ICT機器を対象とする安全規格 IS/IEC 62368-1:2023 に置き換えられます。

主なポイントは以下のとおりです。

IS/IEC 62368-1:2023 は、Electronics and IT Goods (Requirement of Compulsory Registration) Order の対象製品について、IS 13252 (Part 1):2010 および IS 616:2017 に代わる規格として適用されます。

既存の旧規格認証製品については、定められた移行スケジュールの中で、新規格への切り替えが必要となります。

また、移行期間中は旧規格を継続使用できる並行運用期間(concurrent running period) が設けられており、メーカーは最終移行期限までは従来規格に基づく対応を継続することが可能です。

全面実施期限は2028年11月1日 とされており、この日以降、BIS CRS認証では IS/IEC 62368-1:2023 のみが受け入れられます。

参照:  Guidelines_for_Implementation_of_Extended_Reality_Products_(AugmentedReality_VirtualReality_MixedReality_etc).pdf 

あわせて、CRSの対象製品区分として、Extended Reality(XR)機器 が新たに追加されました。これには ARVRMR 製品が含まれます。

この新しい製品区分については、IS 13252 (Part 1):2010 / IS 616:2017IS/IEC 62368-1:2023 の並行運用期間は 2026年5月1日まで とされています。

今回のガイドラインにより、インド市場向けの音響・映像機器、IT機器、ICT機器、ならびにXR関連製品については、今後 IS/IEC 62368-1:2023 への対応が重要になります。対象製品を取り扱うメーカー・事業者は、認証更新や新規申請のタイミングを踏まえ、早めに移行計画を確認することが推奨されます。

詳細はNemko Japan製品認証部 japan@nemko.com までお問合せください。