Nemko ブログで専門家の意見をすべて読む

組込みAI製品のコンプライアンスはどう変わるのか:AIガバナンスから製品規制対応へ

作成者: Nemko|May 8, 2026

AIはもはやソフトウェア単体の話ではありません。産業機器、家電、HVAC、医療機器、スマートカメラ、ロボティクス、IoT機器など、さまざまな製品にAIが組み込まれる中で、企業が向き合うべき論点はAIガバナンスだけでなく、製品規制との統合的な適合へと広がっています。

文書では、組込みAIを持つ製品に対しては、AI関連法規に加え、製品安全、マーケットレギュレーション、サイバーセキュリティ、市場監視などの枠組みが重なって適用されることが指摘されています。従来のAI議論では、透明性、説明可能性、バイアス、人による監督などが中心でしたが、製品に組み込まれた時点で、人や財産への物理的リスク、適合性評価、製品上市後の維持管理といった観点も無視できません。

EU AI Actはリスクベースの包括的枠組みとして重要ですが、それだけで十分とは限りません。AIが高リスクに該当しない場合でも、別の製品法制が重い要求を課す可能性があります。設計段階からAIを含む製品コンプライアンス全体を見据えることが、今後ますます重要になります。

お問合せはNemko Japan製品認証部 japan@nemko.comへ