障がいを理解し、共に働く
企業や組織の社会的責任が強く求められる昨今、市場や業界団体のニーズは大きく変化しています。
昨今では、障がい者雇用において、障がいに対する理解の不足、雇用のミスマッチが生じることが問題となっています。
障がい者福祉マネジメントシステム(WDMS)とは何ですか?
WDMSは, Nemkoが、一般財団法人 日本医療福祉協会と連携し、障がいを持つ人々が、イキイキと働くことができる職場環境を構築するために、企業が配慮すべき事項、体制を体系的に構築するための、障がい者雇用に対するマネ ジメントシステムとして策定された規格 です。
この規格は、ISO 9001やISO 14001などの国際的なマネジメントシステム規格と共通する規格構成となっています。
企業は、WDMS規格に基づき、障がい者福祉マネジメントシステムを構築し、障がい者に配 した企業経営を行うことで、障がい者に対して優しい企業のシンボルとなるWマークが付与されます。
WDMSは、組織が、 様々な障がいをもつ人々が他の人々と等しく働く環境 を整備するために、組織内において体制の構築、作業環境の整備、共に働く人々に対する必要な知識や理解を深める仕組み、それらを継続的に改善していくための仕組みを構築するための指針となるものです。
このマネジメントシステムは、すでに障がい者に対する各種法令を順守し、障がい者が働きやすい環境整備を行い、素晴らしい活動を行って いる企業の第三者認証としての証明手段としてだけでなく、これから障がい者を雇用していく企業が、取り組むべき指針として活用することが可能です。
W-Mark 認定の利点は何ですか。
Wマーク認証は、一般社団法人日本医療福祉協会が実施する所定の審査を受け、要求事項に適 合していることの審査結果をもって、Nemkoにより認証されます。
Wマーク認証は、一時的な認証ではなく、一般的なマネジメントシステム認証と同じく、3年間の有効期限を有する認証となっています。
障がい者雇用において、継続的な活動、定着率の向上が重要な点であり、組 織が継続して、障がい者マネジメントシステムを維持して、適切な運用を行うことが大切であり、定期的に第三者機関による審査を受けることにより、体制の維持ができ、Wマーク認証の維持が可能です。
認証企業は、名刺、ウェブサイト、会社案内等の様々な媒体でWマークを使用いただくことが可能です。