サイバーセキュリティと IoT（モノのインターネット）

リサーチ企業のStatistaは、IoT（モノのインターネット）によってネットワークに接続する機器の総数が2025年までに210億台を超えると推定しています。しかし、増加するIoTはハッカーや犯罪者サイバーの大きな標的ともなっています。

幸運にもメーカーが機器のセキュリティを確保するための国際的に認められた規格はいくつかあります。

ETSI/EN 303 645 — この欧州規格は、インターネットに接続したコンシューマー機器のセキュリティを確保し、柔軟なセキュリティ対策を講じることを目的として、結果に重点を置いたベストプラクティスを詳細に規定します。
ANSI/UL 2900 — この規格群は、機器間でデータを送信、保存、送信するネットワーク接続機器の試験に関して検証可能な基準を提供します。
IEC 62443 — この規格群は、産業オートメーション、制御システム/コンポーネント、IACSサービスプロバイダーの要件など、産業用通信ネットワークのさまざまな側面のサイバーセキュリティに重点を置いています。
CTIA規格 — CTIAのサイバーセキュリティワーキンググループは、各種のワイヤレス通信技術（LTE、CDMA、UMTS、GSM、Wi-FiとAir-Interfaceの統合技術など）に特有のサイバーリスクに対処するため、多数のベストプラクティスを開発しました。

NemkoはコネクテッドシステムやコネクテッドデバイスをETSI/EN 303 645の要件とベストプラクティスに沿って試験することができ、その独特のサイバーセキュリティ環境向けに開発した2つの試験/認可サービスを提供しています。

サイバーセキュリティ製品証明 — このサービスは、カスタム製品/部品のメーカーや認証を必要としない企業に対し、信頼性の高い第三者によるサイバーセキュリティ検証を提供します。
サイバーセキュリティ製品認証— ETSI/EN 303 645に従った試験に加え、このサービスでは品質保証システムの初期監査、およびコンプライアンスを継続するための年次定期監査も提供します。
Nemkoはこれらのサービスに加え、コモンクライテリアに従った試験と認証のサービスにも対応します。